Office永続版とサブスクの違い〜どっちがお得なの?
「Microsoft 365のサブスクリプションと買い切り型のOffice、どちらを選ぶべきか迷っている…」
PCソフトの選び方に悩むことは多いものです。特にビジネスでも家庭でも必須ツールとなるOfficeソフトは、購入方法によって長期的なコストが大きく変わってきます。
最近では月額や年額で支払うサブスクリプション型の「Microsoft 365」が主流になっていますが、実は今でも「買い切り型」のOffice 2024も販売されています。どちらを選ぶべきなのか、経済的な観点から考えてみましょう。
永続版Office(買い切り型)のメリット・デメリット
永続版Officeとは、一度購入すれば追加費用なしで使い続けられるライセンス形式です。最新版は「Office 2024」で、Word、Excel、PowerPointなどの基本アプリケーションが含まれています。
永続版Officeの最大のメリットは、初期費用以外の追加支払いが不要という点です。一度購入すれば、そのバージョンを何年でも使い続けることができます。
PCユービックでは、Office 2021 Pro Plusのダウンロード版を5,500円から提供しています。これは正規ライセンス付きの永続版で、一度購入すれば追加費用なく使い続けられるものです。
永続版Officeのメリット
- 一度の支払いで長期間使用できる(追加費用なし)
- インターネット接続が不安定な環境でも安定して使える
- 機能の変更がないので操作に慣れやすい
- 3年以上使用する場合はサブスクより総コストが安くなる
- 法人利用の場合、一括で経費計上できる
特に長期間同じPCで作業する方や、安定した環境を好む方には永続版がおすすめです。
永続版Officeのデメリット
- 新機能が追加されない(購入時の機能で固定)
- サポート期限がある(Office 2024は2029年10月まで)
- クラウドサービスが限定的
- 複数デバイスでの同期機能が制限される
永続版の最大の弱点は、購入時点の機能で固定されることです。Microsoft 365のように定期的に新機能が追加されることはありません。
Microsoft 365(サブスク型)のメリット・デメリット
Microsoft 365は月額または年額料金を支払って利用する形式です。常に最新バージョンのOfficeアプリが使え、クラウドサービスも充実しています。
Microsoft 365のメリット
- 常に最新機能が利用できる
- 1TBのクラウドストレージ(OneDrive)が付属
- 複数デバイスでの同期が簡単
- Teams、Copilotなどの追加サービスが利用可能
- セキュリティ更新が継続的に提供される
クラウドサービスを活用したい方や、常に最新機能を使いたい方にはサブスク型が向いています。
Microsoft 365のデメリット
- 継続的な支払いが必要
- 長期間使用すると総コストが高くなる
- インターネット接続が前提
- 支払いが滞るとアクセスできなくなる可能性がある
サブスク型の最大の弱点は、長期間使用すると総コストが高くなる点です。Microsoft 365 Personalの年間費用は約21,300円(税込)なので、3年以上使うと永続版より高くなることが多いです。
コスト比較:いつから永続版が得になる?
永続版とサブスク型、どちらがコスト的に有利かを比較してみましょう。
PCユービックで購入できる永続版Office 2021 Pro Plusは5,500円から。一方、Microsoft 365 Personalの年間費用は約21,300円です。
使用年数別の総コスト比較
- 1年目:永続版 5,500円 vs サブスク 21,300円
- 2年目:永続版 5,500円 vs サブスク 42,600円
- 3年目:永続版 5,500円 vs サブスク 63,900円
- 4年目:永続版 5,500円 vs サブスク 85,200円
- 5年目:永続版 5,500円 vs サブスク 106,500円
この比較から明らかなように、1年以上使用する場合は永続版の方がコスト的に有利になります。特に3年以上使用する場合、その差は5万円以上になることも。
ただし、永続版のサポート期限(Office 2024は2029年10月まで)を考慮する必要があります。サポート終了後はセキュリティ更新が提供されなくなるため、新しいバージョンへの買い替えが必要になるかもしれません。
どんな人に永続版Officeがおすすめ?
永続版Officeが特におすすめなのは、以下のようなユーザーです。
長期利用を前提としているユーザー
3年以上同じPCでOfficeを使い続ける予定がある方には、永続版が経済的です。特に個人事業主や中小企業など、コスト管理を重視する方にとっては大きなメリットになります。
一度の出費で長期間使えるため、毎月・毎年の支払い管理が不要になるのも魅力的です。
基本機能だけで十分なユーザー
Word、Excel、PowerPointの基本機能だけで十分という方には、新機能が追加されない永続版でも問題ありません。むしろ、機能が変わらないことで操作に慣れやすいというメリットもあります。
日常的な文書作成や表計算、プレゼン資料作成が主な用途であれば、永続版で十分対応できます。
オフライン環境で作業するユーザー
インターネット接続が不安定な環境や、セキュリティの観点からオフライン作業が多い方にも永続版が向いています。クラウドサービスに依存せず、ローカル環境で安定して作業できます。
特に出張が多い方や、インターネット環境が整っていない場所で作業する機会が多い方には大きなメリットです。
永続版Officeの購入方法と注意点
永続版Officeを購入する際の方法と注意点について解説します。
正規品を安全に購入するには
永続版Officeを購入する際は、正規品であることを確認することが重要です。PCユービックでは、すべての商品に正規認証保証が付いており、万一商品に不具合や相違があった場合には返品または交換による対応を行っています。
価格帯は、Windows製品が8,800円〜9,900円、Office製品が5,500円〜38,500円となっています。特にOffice 2021 Pro Plusのダウンロード版は5,500円からと、非常にコストパフォーマンスに優れています。
購入から導入までの流れ
PCユービックでの購入から導入までの流れは非常にシンプルです。
- 商品を選択:Windows・Officeの各商品ページから希望の商品を選ぶ
- 注文・振込:注文完了後に送信される案内メールを確認し、指定口座へ振込
- 納品:入金確認後、ライセンスキーをメールで納品、またはパッケージ商品を発送
ライセンスキーは入金確認後、通常2〜3営業日以内にメールで送信されます。また、インボイス制度に対応した適格請求書をPDF形式で発行可能で、納品メールに添付して送信されます。
法人・団体での購入について
PCユービックでは、法人・団体からの注文にも柔軟に対応しています。複数個・複数種類の一括注文、お見積書・納品書・請求書(インボイス対応)の発行、個別対応などのサービスを提供しており、ビジネスユーザーの利便性を重視したサービス展開を行っています。
特に中小企業のPC環境整備において、コスト効率の良いソフトウェア導入を実現できます。
まとめ:あなたに合ったOffice選びのポイント
Office永続版とサブスクリプション型、どちらを選ぶべきかをまとめます。
永続版(買い切り型)がおすすめな人
- 長期間(3年以上)同じPCでOfficeを使用する予定の方
- 初期費用を払ってでも、長期的な支出を減らしたい方
- 基本機能だけで十分な方
- オフライン環境での作業が多い方
- 機能の変更に振り回されたくない方
サブスク型(Microsoft 365)がおすすめな人
- 常に最新機能を使いたい方
- クラウドストレージ(OneDrive)を活用したい方
- 複数デバイスでの同期を重視する方
- Teams、Copilotなどの追加サービスを利用したい方
- 短期間(1〜2年)の使用を予定している方
長期的なコスト効率を考えると、3年以上使用する場合は永続版の方が経済的です。特に基本機能だけで十分という方には、PCユービックで提供している永続版Officeが最適な選択肢となるでしょう。
一方で、常に最新機能を使いたい方や、クラウドサービスを活用したい方には、Microsoft 365が向いています。
あなたの使用状況や予算に合わせて、最適なOffice製品を選んでください。コスト効率だけでなく、必要な機能や使用環境も考慮して判断することが大切です。