Officeクラウド保存の設定方法〜OneDrive連携で業務効率化を実現

OneDrive連携で実現する次世代のファイル管理

「大切な資料が見つからない」「外出先でファイルにアクセスできない」・・・こうした悩みを抱えていませんか?

Microsoft Officeで作成したWordやExcel、PowerPointのファイルを効率的に管理するには、OneDriveとの連携が不可欠です。クラウドストレージを活用することで、いつでもどこでも必要なファイルにアクセスでき、チームメンバーとのリアルタイム共同編集も可能になります。

本記事では、ソフトウェア販売に詳しいITライターの視点から、OneDriveの設定方法と業務効率化のポイントを徹底解説します。個人ユーザーから法人まで、すぐに実践できる具体的な手順をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

OneDriveクラウドストレージ連携イメージOneDriveとは?〜クラウドストレージの基本を理解する

OneDriveは、Microsoftが提供するクラウドストレージサービスです。

Windows 10/11に標準搭載されており、ファイルと写真の保存、アクセス、編集、共有をどこからでも行うことができます。無料プランでは5GBのストレージが利用可能で、法人向けのMicrosoft 365ライセンスを取得している場合は1TBの大容量ストレージが提供されます。

OneDriveの4つの主要機能

OneDriveには、業務効率化に直結する以下の特徴があります。

  • マルチデバイス対応:PC、スマートフォン、タブレット、Webブラウザから自由にアクセス可能
  • 自動バックアップ:デジタルカメラやスマートフォンを接続すると、写真や動画を自動的に保存
  • Office連携:Word、Excel、PowerPointファイルをリアルタイムで共同編集
  • セキュリティ対策:データ暗号化とランサムウェア検出・回復機能を標準装備

Windows、Mac、iOS、Androidなど、さまざまなOSに対応しているため、リモートワークや外出先からの業務にも最適です。インターネット接続がない環境でも、事前に同期したファイルをオフラインで確認できる点も大きなメリットといえます。

複数デバイスでのOneDrive利用シーン「同期」と「アップロード」の違いを理解する

OneDriveを効果的に活用するには、「同期」と「アップロード」の違いを理解することが重要です。

同期とは、PCとOneDriveのファイルが自動的に同じ状態になる機能のことです。ファイルを変更したり削除したりすると、もう一方にも自動的に反映されます。エクスプローラーに表示された「OneDrive」フォルダー内のファイルは、クラウド上のOneDriveと常に同期されています。

一方、アップロードは、同期されていないフォルダーに対して必要なときにファイルをOneDriveに保存する操作で、自動的に変更は反映されません。この違いを理解することで、用途に応じた最適な保存方法を選択できます。

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PCでOneDriveにデータを保存する基本手順

OneDriveへのデータ保存は、驚くほど簡単です。

エクスプローラーを起動すると、ナビゲーションウィンドウに「OneDrive」が表示されます。ここにファイルを保存するだけで、自動的にクラウド上のOneDriveにもファイルが保存される仕組みです。

ステップ1:エクスプローラーでOneDriveフォルダーを確認

Windowsのエクスプローラーを開くと、左側のナビゲーションウィンドウに「OneDrive」フォルダーが表示されています。このフォルダーは、クラウド上のOneDriveストレージと常に同期されており、ここに保存したファイルは自動的にクラウドにバックアップされます。

ステップ2:ファイルをOneDriveフォルダーにドラッグ

PCの任意のフォルダーに保存していたファイルを、「OneDrive」フォルダーにドラッグ&ドロップします。コピーが完了すると、ファイルアイコンに緑色のチェックマークが表示され、クラウドとの同期が完了したことを示します。

OneDriveフォルダーへのファイル保存操作ステップ3:同期状態の確認

フォルダーを表示すると、保存したファイルが表示されます。これらのファイルはクラウド上のOneDriveと同期しており、他のデバイスからもアクセス可能な状態になっています。同期状態は、ファイルアイコンのステータスマークで確認できます。

Office文書を直接OneDriveに保存する方法

WordやExcelなどのOfficeアプリでは、作成した文書を直接OneDriveに保存できます。

保存時に「名前を付けて保存」から「OneDrive」のフォルダーを指定するだけで、クラウドストレージに直接保存されます。この方法なら、ファイルを移動する手間が省け、作業効率が大幅に向上します。OneDriveのデータは、スマートフォンなどを使って外出先でも閲覧・編集できるため、いつでもどこでも業務を継続できます。

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OneDriveで新規フォルダーを作成してデータを整理

効率的なファイル管理には、適切なフォルダー構造が欠かせません。

OneDriveには、標準で「ドキュメント」と「画像」の2つのフォルダーが用意されていますが、これら以外にもフォルダーを新しく作ることができます。「ビデオ」や「音楽」など、保存するデータの種類や用途ごとにフォルダーを作ってデータを整理しましょう。

新規フォルダー作成の手順

「OneDrive」フォルダーを右クリックして、表示されるメニューから「新規作成」→「フォルダー」を選択します。または、左上の「新規作成」ボタンをクリックしてもフォルダーを作成できます。

作成したフォルダーに保存したファイルは、自動的にOneDriveで同期されます。プロジェクトごと、部署ごと、クライアントごとなど、業務に応じた分類でフォルダーを作成すると、必要なファイルをすぐに見つけられるようになります。

OneDrive新規フォルダー作成画面デジタルカメラのデータを自動バックアップする設定

OneDriveの設定画面で「自動保存」タブの「写真と動画」にチェックマークを付けておくと、デジタルカメラやスマートフォンなどをPCに接続したときに、OneDrive上の「画像」の「カメラのインポート」フォルダーに自動的にデータを保存できます。

この機能を活用すれば、撮影した写真や動画を手動でコピーする手間が省け、大切なデータの紛失リスクも軽減できます。特に、現場での撮影が多い業種や、写真を頻繁に扱う業務では、この自動バックアップ機能が大きな時間短縮につながります。

OneDriveでファイルやフォルダーを共有する方法

OneDriveの共有機能を使えば、チームメンバーや取引先とファイルを効率的に共有できます。

共有する対象や範囲を制限することが可能で、会社のチームメンバーや家族、友人などの特定のユーザー、あるいは共有リンクを知っているすべてのユーザーに共有できます。共有対象者がMicrosoftアカウントを保有していなくても問題ありません。

基本的な共有手順

パソコンのOneDriveフォルダーを開くか、またはオンラインのOneDriveにアクセスします。エクスプローラーを使う場合は「OneDrive」フォルダーを開き、オンラインの場合はタスクバーの「OneDrive」をクリックして「オンラインで表示」を選択します。

共有したいファイルやフォルダーを右クリックし、「OneDrive」→「共有」を選択します。名前やグループ名がある場合やメールアドレスがわかっている場合は、宛先を入力して「送信」を押すと、共有対象者にOneDriveからメールが送信されます。

または、クリップボードに共有リンクをコピーし、Microsoft OutlookなどのメールソフトやMicrosoft Teamsなどのメッセンジャーアプリを使って共有したいユーザーにリンクを送信することもできます。

OneDriveファイル共有設定画面アクセス権の設定と変更

共有するファイルやフォルダーのアクセス権は、後からでも変更できます。

リンクの送信画面で設定部分をクリックすると、「リンクを知っているすべてのユーザー」か「特定のユーザー」を選択できます。「適用」をクリックすることで、アクセス権が変更されます。

「特定のユーザー」を選択した場合、ユーザーを入力する項目が表示されるので、名前やグループ、メールアドレスを入力します。共有対象には最大4つの選択肢があり、OneDriveのエディションによって利用可能なオプションが異なります。

閲覧のみと編集可能の権限設定

共有するファイルやフォルダーに、「閲覧のみ許可する」か「編集することも可能」かの制限を付けることができます。

重要な資料を参照用として共有する場合は「閲覧のみ」に設定し、チームメンバーと共同で編集する必要がある文書は「編集可能」に設定するなど、用途に応じて適切な権限を付与しましょう。

Microsoft 365に付属のOneDriveでは、パスワード保護や共有期間の制限も可能です。共有するファイルやフォルダーにアクセスする際にパスワード入力を要求させることで、意図しないユーザーのアクセスを防止できます。また、共有する期間を制限することで、セキュリティをさらに強化できます。

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Office アプリで共同編集を実現する方法

OneDriveは、Office アプリ(Word、Excel、PowerPoint など)との連携に優れています。

複数のユーザーが同じ文書をリアルタイムで編集でき、部署やプロジェクトチームの共同作業の効率化に役立ちます。Office ソフトがインストールされていなくても、無料のMicrosoft 365を使って編集できるため、いつでもどこでもだれでも共同編集が可能です。

リアルタイム共同編集の仕組み

従来は、複数のメンバーが同一文書を編集する必要がある場合、バージョン管理やファイルの送受信が必要でした。しかし、OneDriveの共同編集機能を使えば、同時に文書を編集できるため、時間と手間を大幅に削減できます。

誰がどの部分を編集しているかがリアルタイムで表示されるため、編集の重複や競合を避けることができます。変更履歴も自動的に保存されるため、過去のバージョンに戻すことも簡単です。

Office文書リアルタイム共同編集シーンバージョン履歴とランサムウェア対策

OneDriveでは、すべてのファイルにおいてバージョン履歴を使用してドキュメントを復元できます。

誤って重要な内容を削除してしまった場合や、以前のバージョンに戻したい場合でも、簡単に復元が可能です。また、Microsoftはデータを暗号化し、セキュリティ対策を強化しているため、データは安全に保存され、不正にアクセスされることはありません。

さらに、ランサムウェアの検出と回復機能も標準装備されており、万が一の際にもデータを保護できます。法人向けのMicrosoft 365プランでは、より高度なセキュリティ機能が利用できるため、機密情報を扱う企業でも安心して利用できます。

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OneDriveのリンク解除とアンインストール方法

OneDriveを使用したくない場合や、一時的に同期を停止したい場合の対処法もあります。

OneDriveを使用したくない場合は、リンクを解除するのが最も簡単な解決策です。お使いのコンピューターからOneDriveのリンクを解除しても、ファイルやデータが失われることはありません。OneDrive.comにサインインすればいつでもファイルにアクセスできます。

Windows 10/11でのリンク解除手順

通知領域のOneDriveクラウドを選択して、OneDriveポップアップを表示します。OneDriveの「ヘルプと設定」アイコンを選択し、「設定」を選択します。「アカウント」タブに移動し、「このPCのリンクを解除」を選択し、次に「アカウントのリンクを解除」を選択します。

この操作により、PCとOneDriveの同期が停止されますが、クラウド上のファイルはそのまま保持されます。再度リンクを設定すれば、いつでも同期を再開できます。

OneDriveを非表示にする方法

一部のWindowsのバージョンでは、OneDriveを非表示またはアンインストールすることもできます。

OneDriveは、一部のWindowsのバージョンに組み込まれており、アンインストールすることができません。ただし、同期処理を停止して、表示しないようにすることはできます。表示しないようにするには、OneDriveのすべての設定をオフにし、エクスプローラーでOneDriveフォルダーを削除します。

エクスプローラーを開き、OneDriveを右クリックして「プロパティ」をクリックします。「全般」タブで、「属性」の横にある「非表示」チェックボックスをオンにします。これで、エクスプローラーにOneDriveが表示されなくなります。

OneDrive設定管理画面Windows 10/11でのアンインストール手順

お使いのコンピューターからOneDriveをアンインストールしても、ファイルやデータが失われることはありません。

「スタート」ボタンを選択し、検索ボックスに「プログラム」と入力して、結果の一覧で「プログラムの追加と削除」を選択します。「アプリと機能」で、「Microsoft OneDrive」を見つけて選択し、「アンインストール」を選択します。管理者のパスワードまたは確認を求められた場合は、パスワードを入力するか、確認情報を提供します。

ただし、OneDriveは多くの業務シーンで有用なツールです。完全にアンインストールする前に、リンク解除や非表示などの選択肢も検討することをおすすめします。

まとめ〜OneDrive連携で業務効率を最大化しよう

OneDriveとOfficeの連携は、現代のビジネスシーンにおいて欠かせない業務効率化ツールです。

クラウドストレージを活用することで、いつでもどこでも必要なファイルにアクセスでき、チームメンバーとのリアルタイム共同編集も可能になります。自動バックアップ機能により、大切なデータの紛失リスクも軽減できます。

本記事でご紹介した設定方法と活用テクニックを実践すれば、ファイル管理の手間を大幅に削減し、より創造的な業務に時間を使えるようになるでしょう。個人ユーザーから法人まで、OneDriveの機能を最大限に活用して、業務効率化を実現してください。

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