Office 2021と2024の違いとは?永続版の選び方
パソコンを使う上で欠かせないのがMicrosoft Officeです。2024年10月に新しい永続版「Office 2024」がリリースされ、従来の「Office 2021」との違いに悩む方も多いのではないでしょうか。
永続版Officeは一度購入すれば追加料金なしで使い続けられるため、コストパフォーマンスを重視する方に人気があります。しかし、バージョンによって機能や対応OSが異なるため、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
この記事では、Office 2021と2024の違いを徹底比較し、あなたに最適な永続版Officeの選び方をご紹介します。購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
Office 2024の概要と主な特徴
Office 2024は、2024年10月2日に発売された最新の永続ライセンス版Officeです。永続ライセンスとは、一度購入すれば追加料金なしで継続して使用できるタイプのライセンスを指します。
Office 2024では、従来のエディション構成が見直され、「Office Home」と「Office Home & Business」の2種類が一般向けに提供されています。これは従来の「Office Personal」や「Professional」などの複雑なラインナップを整理し、選びやすくなった点が大きな特徴です。
また、Office 2024はWindows 11やmacOSの最新バージョンに最適化されており、最新のOSでより安定した動作が期待できます。サポート期間も2029年10月までと長く設定されているため、長期間安心して使用できる点も魅力です。
AIを活用した文章校正機能やExcelのデータ分析機能の強化など、細かな機能アップデートも施されています。特にクラウドサービスとの連携が強化され、OneDriveやTeamsとの統合がより密接になっています。
Office 2024のエディション構成
Office 2024では、一般ユーザー向けに「Office Home 2024」と「Office Home & Business 2024」の2つのエディションが用意されています。この2つの主な違いは、Outlookの有無です。
「Office Home 2024」には、Word、Excel、PowerPointが含まれており、価格は31,000円前後です。一方、「Office Home & Business 2024」は、これらに加えてOutlookも含まれ、価格は39,500円前後となっています。
Outlookが必要かどうかで約1万円の価格差があるため、メールソフトとしてOutlookを使用する予定がない場合は、Office Homeを選ぶとコスト面で有利です。
なお、以前のバージョンに含まれていたAccessやPublisherが必要な場合は、サブスクリプション型のMicrosoft 365を選ぶか、Accessについては単体での購入も可能です。Publisherは2026年10月にサポートが終了するため、Office 2024では提供されていません。
Office 2021の概要と主な特徴
Office 2021は、2021年10月にリリースされた永続ライセンス版Officeです。Office 2024の登場により旧バージョンとなりましたが、依然として多くのユーザーに利用されています。
Office 2021のエディション構成は、一般ユーザー向けに「Office Personal 2021」と「Office Home & Business 2021」が提供されていました。「Office Personal 2021」にはWord、Excel、Outlookが含まれ、「Office Home & Business 2021」にはこれらにPowerPointが追加されていました。
サポート期間は2026年10月までとなっており、この期間中はセキュリティアップデートが提供され続けます。Windows 10以降のOSで動作し、比較的古いシステムでも使用できる点が特徴です。
Office 2021は、基本的な文書作成や表計算、プレゼンテーション作成などの機能を備えており、日常的な業務や個人利用には十分な機能を提供しています。ただし、最新のAI機能や一部のクラウド連携機能は限定的です。
Office 2021のエディション構成
Office 2021では、一般ユーザー向けに「Office Personal 2021」と「Office Home & Business 2021」の2つの主要エディションが提供されていました。
「Office Personal 2021」には、Word、Excel、Outlookが含まれており、主に個人ユーザー向けの構成となっていました。一方、「Office Home & Business 2021」は、これらにPowerPointが追加され、ビジネスユーザーや学生など、プレゼンテーション作成が必要なユーザー向けの構成でした。
価格は「Office Personal 2021」が32,800円前後、「Office Home & Business 2021」が43,980円前後でした。現在は新規販売が終了していますが、一部の販売店では在庫がある場合があります。
Office 2021も永続ライセンスであるため、一度購入すれば追加料金なしで使い続けることができます。ただし、機能追加のアップデートはなく、セキュリティアップデートのみが2026年10月までのサポート期間中に提供されます。
Office 2021と2024の違いを徹底比較
Office 2021と2024の違いを理解するために、主要な項目ごとに詳しく比較してみましょう。どちらを選ぶべきか判断する際の参考にしてください。
搭載アプリケーションの違い
Office 2021と2024で最も大きく変わったのは、エディション構成と搭載アプリケーションです。
Office 2021の「Office Personal 2021」にはWord、Excel、Outlookが含まれていましたが、Office 2024の「Office Home 2024」ではWord、Excel、PowerPointが含まれ、代わりにOutlookが外されました。つまり、PowerPointが追加され、Outlookが除外された形です。
一方、「Office Home & Business」については、2021版も2024版もWord、Excel、PowerPoint、Outlookと構成に大きな変更はありません。
AccessやPublisherといった専門的なアプリケーションについては、Office 2021のProfessionalエディションに含まれていましたが、Office 2024では一般向けエディションからは除外されました。Accessは単体購入が可能ですが、Publisherは2026年10月でサポート終了が予定されているため、2024バージョンは提供されていません。
サポート期間と価格の比較
サポート期間については、Office 2021が2026年10月までなのに対し、Office 2024は2029年10月までとなっており、約3年長くサポートが提供されます。
価格面では、Office 2024の方が全体的に安くなっています。「Office Home & Business 2024」は39,500円前後で、「Office Home & Business 2021」の43,980円前後と比較すると、約4,500円安くなっています。
また、「Office Home 2024」は31,000円前後で、PowerPointが追加されたにもかかわらず、「Office Personal 2021」の32,800円前後よりも安価になっています。
コストパフォーマンスの面では、長いサポート期間と安価な価格を考えると、Office 2024の方が優れていると言えるでしょう。
対応OSと互換性の違い
Office 2021と2024では、対応するOSや互換性にも違いがあります。これらの違いは、特に古いPCを使用している方や、最新のOSにアップグレードする予定がない方にとって重要なポイントです。
Office 2021はWindows 10以降のOSで動作します。一方、Office 2024はWindows 11に最適化されていますが、Windows 10でも動作します。ただし、古いバージョンのWindowsでは動作しないため注意が必要です。
Mac版については、Office 2021は比較的古いmacOSバージョンでも動作しますが、Office 2024はmacOS Venturaなどの最新OSに最適化されています。
互換性については、どちらのバージョンも基本的なOfficeファイル形式(.docx、.xlsx、.pptxなど)に対応しており、相互にファイルを開いたり編集したりすることができます。ただし、Office 2024で作成した文書に新機能を使用している場合、Office 2021では一部の機能が制限される可能性があります。
また、クラウド連携機能については、Office 2024の方がMicrosoft 365のオンラインサービスとより密接に統合されています。OneDriveやTeamsとの連携が強化されているため、オンライン共同作業が多い場合はOffice 2024の方が便利です。
古いPCを使用している方や、Windows 10からアップグレードする予定がない方はOffice 2021でも十分かもしれませんが、最新のOSを使用している方や、今後長期間使用する予定がある方はOffice 2024を選ぶ方が将来的に安心です。
新機能と改善点の比較
Office 2024では、Office 2021と比較していくつかの新機能や改善点が追加されています。これらの新機能が自分の作業に役立つかどうかも、選択の重要なポイントとなります。
AIを活用した機能強化
Office 2024では、AIを活用した機能が強化されています。特にWord、Excel、PowerPointでは、文章校正機能やデータ分析機能が向上しています。
例えば、Wordでは文法チェックや文章の読みやすさ分析が強化され、より自然で読みやすい文章作成をサポートします。Excelでは、データ分析機能が強化され、複雑なデータからより簡単に洞察を得ることができるようになりました。
PowerPointでは、デザイン提案機能が向上し、より洗練されたプレゼンテーション作成が可能になっています。これらのAI機能は、Office 2021には搭載されていないか、機能が限定的なものが多いです。
ユーザーインターフェースの改善
Office 2024では、ユーザーインターフェースも洗練され、より使いやすくなっています。特にWindows 11のデザイン言語に合わせた視覚的な改良が施されており、モダンで使いやすいインターフェースになっています。
リボンメニューの配置や機能へのアクセスが最適化され、作業効率が向上しています。また、ダークモードなどの表示オプションも強化され、長時間の作業でも目の負担を軽減できるようになっています。
Office 2021も十分に使いやすいインターフェースを備えていますが、Office 2024ではより直感的な操作が可能になっており、特に新しいユーザーにとっては学習曲線が緩やかになっています。
クラウド連携の強化
Office 2024では、Microsoft 365のクラウドサービスとの連携が強化されています。OneDriveとの統合がよりシームレスになり、ファイルの保存や共有がより簡単になっています。
また、Teamsとの連携も強化されており、ドキュメントの共同編集やコミュニケーションがスムーズに行えるようになっています。これらのクラウド連携機能は、リモートワークやチームでの共同作業が増えている現代のワークスタイルに適しています。
Office 2021もクラウド連携機能を備えていますが、Office 2024の方がより最新のクラウドサービスに最適化されているため、オンライン作業が多い場合には便利です。
どちらを選ぶべき?用途別おすすめポイント
Office 2021と2024、どちらを選ぶべきか迷っている方のために、用途別におすすめのポイントをご紹介します。自分の使用状況や優先事項に合わせて選択することが大切です。
個人ユーザーにおすすめのバージョン
個人ユーザーの場合、使用頻度や必要な機能によって最適なバージョンが異なります。
基本的な文書作成や表計算が主な用途であれば、Office 2021でも十分対応できます。特に予算を抑えたい場合や、Windows 10を使い続ける予定の方には、Office 2021も選択肢となります。
一方、最新機能を活用したい方や、長期間使用する予定がある方には、Office 2024がおすすめです。特にPowerPointを使用する機会が多い方は、「Office Home 2024」が「Office Personal 2021」よりもコストパフォーマンスに優れています。
Outlookが必要ない方は「Office Home 2024」、Outlookも必要な方は「Office Home & Business 2024」が最適な選択となるでしょう。
ビジネスユーザーにおすすめのバージョン
ビジネスユーザーの場合、業務効率や互換性が重要なポイントとなります。
クライアントとのファイル共有や共同作業が多い場合、最新のOffice 2024を選ぶことで互換性の問題を減らすことができます。また、長期的なサポートが保証されているため、セキュリティ面でも安心です。
特にOutlookを使用したメール管理が必要なビジネスユーザーには、「Office Home & Business 2024」が最適です。PowerPointでのプレゼンテーション作成も多いビジネスシーンでは、すべての主要アプリケーションが揃っている点も魅力です。
ただし、AccessやPublisherなどの専門的なアプリケーションが必要な場合は、Office 2024の一般エディションには含まれていないため、Microsoft 365の導入や、Accessの単体購入を検討する必要があります。
学生・教育関係者におすすめのバージョン
学生や教育関係者の場合、コストパフォーマンスと必要な機能のバランスが重要です。
レポート作成やプレゼンテーションが多い学生には、Word、Excel、PowerPointが揃った「Office Home 2024」がおすすめです。Outlookが不要であれば、この構成が最もコストパフォーマンスに優れています。
研究活動や論文作成が主な用途の場合、文献管理や高度な文書編集機能が強化されたOffice 2024の方が作業効率が向上する可能性があります。
また、教育機関によっては、Microsoft 365 Educationなどの教育機関向けプランが利用できる場合もありますので、所属機関のライセンス状況も確認すると良いでしょう。
永続版とサブスクリプション版の比較
Office製品を選ぶ際には、永続版(買い切り型)とサブスクリプション版(Microsoft 365)のどちらを選ぶかという選択肢もあります。それぞれの特徴を比較して、自分に合った形態を選びましょう。
永続版のメリットとデメリット
永続版Officeの最大のメリットは、一度購入すれば追加料金なしで使い続けられる点です。長期間使用する予定がある場合、トータルコストを抑えることができます。
また、インターネット接続が不安定な環境でも問題なく使用できる点や、定期的な支払いの管理が不要な点も魅力です。
一方、デメリットとしては、新機能が追加されないことが挙げられます。購入時の機能のままで、大きなアップデートを受けることはありません。また、インストールできる台数が限られており(通常2台まで)、複数のデバイスで使用する場合には制限があります。
サブスクリプション版のメリットとデメリット
Microsoft 365に代表されるサブスクリプション版のメリットは、常に最新機能を利用できる点です。定期的に新機能が追加され、常に最新の状態を維持できます。
また、複数のデバイスにインストールできる点(個人向けプランでは最大5台)や、1TBのクラウドストレージ(OneDrive)が付属する点も大きな魅力です。
デメリットとしては、継続的な支払いが必要な点が挙げられます。使用を続ける限り、月額または年額の料金が発生します。また、サブスクリプションを停止すると、編集機能が制限されるため、継続的なコストが発生します。
コストパフォーマンスの比較
コストパフォーマンスの観点では、使用期間によって最適な選択が変わります。
例えば、Microsoft 365 Personalの年間プランは21,300円(税込)です。一方、Office Home 2024は31,000円前後で、Office Home & Business 2024は39,500円前後です。
単純計算すると、Microsoft 365 Personalを使用する場合、Office Home 2024の価格を超えるのは約1年半後、Office Home & Business 2024の価格を超えるのは約2年後となります。
つまり、2年以上使用する予定がある場合は永続版の方がコスト的に有利になる可能性が高いです。ただし、Microsoft 365には1TBのクラウドストレージや常に最新機能が使えるといった付加価値があるため、単純な価格比較だけでは判断できない面もあります。
自分の使用頻度や必要な機能、複数デバイスでの使用有無などを総合的に考慮して選択することをおすすめします。
まとめ:あなたに最適なOfficeの選び方
Office 2021と2024の違いを徹底比較してきましたが、最終的にはあなたの使用状況や優先事項に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、選択のポイントをまとめます。
Office 2024は、最新機能、長期サポート、Windows 11との最適な互換性を求める方におすすめです。特にOutlookが不要であれば「Office Home 2024」が、Outlookも必要であれば「Office Home & Business 2024」が最適な選択となるでしょう。
Office 2021は、基本機能で十分という方や、コストを抑えたい方に適しています。ただし、サポート期間が2026年10月までと限られている点には注意が必要です。
また、複数のデバイスで使用したい方や、常に最新機能を利用したい方は、サブスクリプション型のMicrosoft 365も検討する価値があります。
いずれにしても、Office製品は長期間使用するものですので、将来の使用環境やニーズも考慮して選択することをおすすめします。最新のOffice 2024は、長期的な視点で見れば最も安心して使える選択肢と言えるでしょう。
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