Office自動更新が重要な理由
Officeソフトを使っていて、こんな不安を感じたことはありませんか?
「更新プログラムって本当に必要なの?」「自動更新をオンにしたら、作業中に勝手に再起動されるんじゃないか……」そんな疑問や心配を抱えている方は少なくありません。しかし、Officeの自動更新は、セキュリティリスクを回避し、常に最新機能を使える環境を維持するために欠かせない設定なのです。
近年のサイバー攻撃は巧妙化しており、古いバージョンのソフトウェアは格好の標的となります。マイクロソフトは毎月、セキュリティ更新プログラムをリリースしており、これらを適用することで脆弱性を修正し、データを守ることができます。また、機能改善や新機能の追加も更新プログラムに含まれるため、自動更新を有効にしておけば、常に最高のパフォーマンスでOfficeを利用できるのです。
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Office自動更新の基本設定方法
それでは、実際にOfficeの自動更新を設定する手順を見ていきましょう。
初心者の方でも安心して設定できるよう、画面の操作を順を追って解説します。
Windows版Officeでの設定手順
まず、WordやExcelなど、任意のOfficeアプリケーションを起動してください。次に、画面左上の「ファイル」タブをクリックし、表示されたメニューから「アカウント」を選択します。Outlookを使用している場合は「Officeアカウント」という表記になっています。
アカウント画面の右側に「製品情報」というセクションがあり、その中に「更新オプション」というボタンが表示されているはずです。このボタンをクリックすると、いくつかの選択肢が現れます。ここで「更新を有効にする」を選択してください。
すると、「Microsoft Officeがコンピューターに変更を加えるようにするかどうか」を確認するメッセージが表示される場合があります。この場合は「はい」を選択して、設定を完了させましょう。これで、Officeは自動的に最新の更新プログラムをダウンロードし、インストールするようになります。
更新プログラムを今すぐ確認する方法
自動更新を有効にした後、「今すぐ更新」を選択することで、利用可能な更新プログラムを即座にチェックできます。
通常、更新プログラムのインストールが完了すると、「最新の状態です」というメッセージが表示されます。このウィンドウを閉じれば、すぐに作業を再開できます。更新オプションからは、以前にインストールされた更新プログラムの履歴を確認したり、一時的に更新を無効にしたりすることも可能です。
更新タイミングの調整とトラブル対処法
自動更新を有効にすると、作業中に突然再起動を求められるのではないかと心配する方もいるでしょう。
しかし、実際には更新プログラムのインストールタイミングをある程度コントロールすることが可能です。
更新チャネルの理解
マイクロソフトは、更新プログラムの配信タイミングを「更新チャネル」という仕組みで管理しています。現在、主に「最新チャネル」「月次エンタープライズチャネル」「半期エンタープライズチャネル」の3つが存在します。
最新チャネルでは、新機能が準備できたらすぐに配信されるため、常に最新の機能を使いたい個人ユーザーに適しています。一方、月次エンタープライズチャネルは毎月第2火曜日に更新が配信され、半期エンタープライズチャネルは年2回(1月と7月の第2火曜日)に機能更新が行われます。ただし、セキュリティ更新プログラムはどのチャネルでも毎月第2火曜日に配信されるため、安全性は確保されています。
法人ライセンスを使用している場合、更新チャネルは管理者によって設定されているため、個人で変更することはできません。個人ユーザーの場合は、通常「最新チャネル」が適用されています。
自動更新が機能しない場合の対処法
自動更新を有効にしたはずなのに、更新プログラムが適用されない……。
そんなトラブルに遭遇した場合は、いくつかの原因が考えられます。まず、インターネット接続を確認してください。更新プログラムのダウンロードには安定したネットワーク環境が必要です。
また、「更新オプション」ボタンが表示されず、「バージョン情報」ボタンしか見当たらない場合は、ボリュームライセンスがインストールされているか、会社のグループポリシーによって更新が管理されている可能性があります。この場合は、Microsoft Updateを利用するか、社内のヘルプデスクに問い合わせることをお勧めします。
グループポリシーで管理されている場合の対応
企業や組織でOfficeを使用している場合、グループポリシーによって自動更新が制御されていることがあります。
この場合、通常の方法では更新オプションが無効化されているか、メニュー自体が表示されません。
レジストリ設定の確認方法
グループポリシーによる制御状況を確認するには、レジストリエディタを使用します。ただし、レジストリの編集は慎重に行う必要があります。誤った変更を加えると、システムに重大な問題が発生する可能性があるため、必ず事前にバックアップを取ることをお勧めします。
レジストリエディタを起動するには、Windowsキーを押しながらXキーを押し、「ファイル名を指定して実行」を選択します。そこに「regedit」と入力してEnterキーを押すと、レジストリエディタが開きます。
Microsoft 365 Apps、Office LTSC 2021、Office 2019、Office 2016の場合は、「HKEY_LOCAL_MACHINE\software\policies\microsoft\office\16.0\common\OfficeUpdate」というキーを確認してください。Office 2013の場合は、「HKEY_LOCAL_MACHINE\software\Wow6432Node\microsoft\office\15.0\common\OfficeUpdate」を参照します。
このキーの下に「EnableAutomaticUpdates」という値があり、0に設定されている場合は自動更新が無効、1に設定されている場合は有効になっています。また、「HideEnableDisableUpdates」という値が1に設定されていると、更新オプションのメニューが非表示になります。
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管理者への相談が必要なケース
グループポリシーで管理されている環境では、個人で設定を変更することは推奨されません。
組織全体のセキュリティポリシーや運用方針に基づいて設定されているため、変更が必要な場合はドメイン管理者やIT部門に相談してください。適切な権限を持つ管理者であれば、必要に応じて設定を調整できます。
Microsoft 365とOffice永続版の更新の違い
Officeには、サブスクリプション型の「Microsoft 365」と買い切り型の「Office永続版」があります。
この2つでは、更新プログラムの提供方法に大きな違いがあることをご存知でしょうか?
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Microsoft 365の更新プログラム
Microsoft 365は、ライセンスの契約期間中、常に最新版のOfficeアプリケーションを使用できるサービスです。新しいバージョンがリリースされた場合でも、追加費用なしで無償アップグレードが可能です。また、機能改善やセキュリティアップデートも継続的に提供されるため、常に最新の環境で作業できます。
更新プログラムは毎月リリースされており、セキュリティ更新プログラムはすべての更新チャネルで毎月第2火曜日に配信されます。機能更新プログラムの配信頻度は、選択している更新チャネルによって異なりますが、最新チャネルでは準備が整い次第、随時配信されます。
Office永続版の更新プログラム
一方、Office 2021やOffice 2019などの永続版ライセンスでは、購入時のバージョンから大幅なアップグレードは提供されません。ただし、セキュリティ更新プログラムや重要な修正プログラムは継続的に提供されるため、安全に使用することができます。
永続版の更新プログラムを取得するには、Microsoft Updateを有効にする必要があります。Windows 10の場合、「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」の順に進み、「詳細オプション」から「Windowsを更新するときに他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」をオンにすることで、Office更新プログラムも自動的に取得できるようになります。
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セキュリティリスクを最小化する更新戦略
Officeの自動更新を有効にすることは、セキュリティ対策の基本中の基本です。
しかし、それだけでは不十分な場合もあります。より安全な環境を構築するために、いくつかの追加対策を講じることをお勧めします。
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定期的なバージョン確認の習慣化
自動更新を有効にしていても、何らかの理由で更新が適用されていない可能性があります。月に一度程度、現在のバージョンを確認する習慣をつけましょう。
バージョン確認は、Officeアプリを起動して「ファイル」→「アカウント」と進み、「製品情報」セクションに表示されているバージョン番号を見ることで簡単に行えます。マイクロソフトの公式サイトで最新バージョンを確認し、自分の環境が最新かどうかをチェックしてください。
サブスクリプション請求の自動更新管理
Microsoft 365を使用している場合、サブスクリプション請求の自動更新設定も重要です。自動更新をオフにしたまま有効期間を過ぎてしまうと、30日間の「期限切れ」期間を経て、90日間の「無効」期間に入ります。この無効期間中は管理者のみがデータにアクセスでき、一般ユーザーはOfficeアプリケーションやファイルにアクセスできなくなります。
無効期間の90日が経過すると、すべてのデータが削除され、管理者であってもアクセスできなくなります。大切なデータを失わないためにも、サブスクリプション請求の自動更新を有効にしておくか、有効期間内に必要なデータをバックアップしておくことが重要です。
サブスクリプション請求の自動更新設定は、Microsoft 365管理センターから「課金」→「お使いの製品」と進み、該当のサブスクリプションを選択して「継続請求の編集」から変更できます。
まとめ〜安全なOffice環境を維持するために
Officeの自動更新設定は、セキュリティリスクを回避し、常に最新機能を使える環境を維持するために欠かせない重要な設定です。
設定方法は決して難しくありません。Officeアプリを開いて「ファイル」→「アカウント」→「更新オプション」→「更新を有効にする」と進むだけで、自動更新が有効になります。グループポリシーで管理されている環境では、管理者に相談して適切な設定を行ってもらいましょう。
Microsoft 365と永続版では更新プログラムの提供方法が異なりますが、いずれの場合もセキュリティ更新プログラムは継続的に提供されます。定期的にバージョンを確認し、常に最新の状態を保つ習慣をつけることが大切です。
また、Microsoft 365を使用している場合は、サブスクリプション請求の自動更新設定も忘れずに確認してください。有効期間が切れてデータにアクセスできなくなる事態を避けるため、自動更新をオンにしておくか、定期的に有効期間をチェックすることをお勧めします。
安全で快適なOffice環境を維持するために、今すぐ自動更新設定を確認してみてください。
Officeを安全に最新状態で使いたい方へ
Officeの自動更新設定を適切に行うことで、セキュリティリスクを大幅に軽減できます。
しかし、そもそも正規ライセンスを持っていなければ、更新プログラムを受け取ることができません。違法なライセンスや不正なプロダクトキーを使用していると、セキュリティ上の重大なリスクにさらされるだけでなく、法的な問題に発展する可能性もあります。
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