Windows 11 音声認識 設定〜初心者でも5分で完了する手順を徹底解説

Windows 11の音声認識で何ができる?

パソコンの操作を声だけで完結できたら……そんな便利な時代が、もう目の前にあります。

Windows 11には、キーボードやマウスを使わずに音声だけでテキスト入力や操作ができる「音声認識機能」が標準搭載されています。手や指に負担がかかる方、長時間のタイピングで疲れを感じる方、あるいは作業効率を劇的に向上させたい方にとって、この機能は大きな助けとなるでしょう。

Windows 11の音声認識には、大きく分けて2つの機能があります。ひとつは文字入力を音声で行う「音声入力(ディクテーション)」、もうひとつはパソコン全体を声で操作できる「音声アクセス」です。どちらも無料で利用でき、特別なソフトウェアをインストールする必要はありません。

音声認識を始める前に〜マイクの準備が成功のカギ

音声認識を快適に使うには、マイクの準備が欠かせません。

内蔵マイクでも外付けマイクでも構いませんが、認識精度を高めるためには、できるだけ雑音の少ない環境で使用することをおすすめします。外付けマイクを使う場合は、USBポートに接続するだけで自動的に認識されるため、難しい設定は不要です。

Windows 11 マイク設定画面 音声認識マイクが正しく接続されているか確認するには、「スタート」ボタンをクリックし、「設定」→「システム」→「サウンド」→「入力」の順に進みます。ここで使用するマイクが選択されていることを確認しましょう。マイクに向かって話しかけると、入力レベルのバーが反応するはずです。

プライバシー設定も重要です。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」で、マイクへのアクセスが許可されているか確認してください。ここが無効になっていると、音声認識機能が正常に動作しません。

音声入力(ディクテーション)の設定手順〜5分で完了

それでは、実際に音声入力を使ってみましょう。

音声入力は、メモ帳やWord、メールソフトなど、あらゆるテキスト入力欄で使用できます。設定手順は驚くほど簡単で、初心者の方でも5分あれば完了します。

音声入力の起動方法

文字を入力したい場所(メモ帳やWordなど)をクリックし、キーボードの「Windowsキー + H」を同時に押します。すると、画面上部にマイクのアイコンが表示され、音声入力が起動します。タッチスクリーンを使用している場合は、タッチキーボードのマイクボタンをタップするだけでOKです。

マイクのアイコンが表示されたら、入力したい内容をはっきりと話しかけてください。普段の会話と同じ調子で、自然に話すことがポイントです。音声認識は、あなたの声を瞬時にテキストに変換してくれます。

音声入力を停止する方法

入力を終えたら、再度「Windowsキー + H」を押すか、音声で「ディクテーションを停止」と言ってください。

音声入力中は、句読点や改行も音声で指示できます。たとえば「句点」と言えば「。」が、「改行」と言えば新しい行が挿入されます。この機能を使いこなせば、キーボードに一切触れずに文章を完成させることができるのです。

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音声入力 テキスト変換 Windows 11Windows音声認識の初期設定〜認識精度を高める

より高度な音声認識を使いたい場合は、「Windows音声認識」を設定しましょう。

この機能は、2024年9月以降、Windows 11 22H2以降のバージョンでは「音声アクセス」に置き換えられていますが、以前のバージョンでは引き続き利用可能です。音声認識を初めて起動する際は、セットアップが必要になります。

Windows音声認識の起動手順

「スタート」ボタンをクリックし、「すべてのアプリ」→「アクセシビリティ」→「Windows音声認識」の順に進みます。初めて起動する場合は、「音声認識にようこそ」という画面が表示されるので、「次へ」をクリックしてセットアップを開始します。

マイクの種類を選択する画面が表示されたら、使用しているマイクのタイプを選んでください。ヘッドセットマイク、デスクトップマイク、または内蔵マイクなど、環境に合わせて選択しましょう。

マイクのセットアップと音声トレーニング

次に、マイクの位置を適切に調整します。画面に表示される文章を、マイクに向かって普段と変わらない調子ではっきりと読み上げてください。この音声トレーニングにより、Windowsがあなたの声の特徴を学習し、認識精度が向上します。

読み上げが終わると、「マイクのセットアップが完了しました」と表示されます。続いて、音声認識の精度を上げるための設定画面が表示されるので、「ドキュメントのレビューを有効にする」または「無効にする」を選択します。有効にすると、Windowsがあなたの文書を分析し、よく使う単語や表現を学習してくれます。

有効化モードの選択

「手動による有効化モード」または「音声による有効化モード」のどちらかを選択します。手動モードでは、マイクボタンをクリックして音声認識を開始しますが、音声モードでは「聞き取りを開始」と言うだけで起動できます。お好みに応じて選んでください。

最後に、パソコン起動時に音声認識を自動的に起動するかどうかを設定します。頻繁に使用する場合は、「起動時に音声認識を実行する」にチェックを入れておくと便利です。

Windows 11 音声認識 セットアップ画面音声アクセス〜パソコンを完全に声でコントロール

Windows 11 22H2以降では、「音声アクセス」という新しい機能が利用できます。

音声アクセスは、従来のWindows音声認識よりもさらに進化した機能で、パソコン全体を声だけで操作できます。アプリの起動、マウス操作、ウィンドウの管理など、ほぼすべての操作が音声で可能になります。

音声アクセスの有効化

「スタート」ボタンをクリックし、「設定」→「アクセシビリティ」→「音声」の順に進み、「音声アクセス」をオンにします。初期設定ウィザードが表示されるので、指示に従って設定を進めてください。

設定が完了すると、画面上部に音声アクセスのコントロールバーが表示されます。このバーから、音声認識のオン・オフを切り替えたり、設定を変更したりできます。

音声アクセスでできること

音声アクセスでは、以下のような操作が可能です。

  • アプリの起動:「Edgeを開く」「メモ帳を起動」など、声でアプリを開けます。
  • マウス操作:「マウスグリッドを表示」と言うと、画面に番号付きのグリッドが表示され、「番号をクリック」と言うだけでその位置をクリックできます。
  • ウィンドウ操作:「ウィンドウを最小化」「ウィンドウを閉じる」など、ウィンドウの管理も声で行えます。
  • スクロール操作:「下にスクロール」「上にスクロール」など、ページの移動も音声で可能です。

ただし、2024年10月現在、音声アクセスは日本語での利用がまだ完全にサポートされていません。今後のアップデートで日本語対応が進むことが期待されています。

音声認識の便利なコマンド〜作業効率を劇的に向上

音声認識を使いこなすには、基本的なコマンドを覚えておくと便利です。

Windows音声認識では、キーボードやマウスを使わずに、さまざまな操作を音声で実行できます。よく使うコマンドをいくつかご紹介しましょう。

基本的な音声コマンド

  • 「スタート」:スタート画面を開きます。
  • 「検索を開く」:検索ウィンドウを開きます。
  • 「(アプリ名)に切り替え」:開いているアプリに切り替えます。
  • 「上にスクロール」「下にスクロール」:ページをスクロールします。
  • 「(単語)を選択」:特定の単語を選択します。
  • 「(単語)を削除」:特定の単語を削除します。

ディクテーション専用コマンド

  • 「改行」:新しい行を挿入します。
  • 「新しい段落」:新しい段落を挿入します。
  • 「句点」:「。」を挿入します。
  • 「読点」:「、」を挿入します。
  • 「疑問符」:「?」を挿入します。

これらのコマンドを使いこなせば、キーボードに触れることなく、スムーズに文章を作成できます。最初は慣れないかもしれませんが、繰り返し使ううちに自然に操作できるようになるでしょう。

音声コマンド 一覧 Windows 11音声認識がうまく動作しない時の対処法

音声認識を使っていると、時々うまく動作しないことがあります。

そんな時は、以下のポイントをチェックしてみてください。多くの場合、簡単な設定の見直しで問題が解決します。

マイクの接続と設定を確認

まず、マイクが正しく接続されているか確認しましょう。外付けマイクを使用している場合は、USBポートにしっかりと差し込まれているか、Bluetoothマイクの場合はペアリングが完了しているかを確認してください。

次に、「設定」→「システム」→「サウンド」→「入力」で、使用するマイクが選択されているか確認します。複数のマイクが接続されている場合、意図しないマイクが選択されていることがあります。

プライバシー設定を確認

「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」で、マイクへのアクセスが許可されているか確認してください。ここが無効になっていると、音声認識機能が正常に動作しません。「アプリがマイクにアクセスできるようにする」がオンになっていることを確認しましょう。

インターネット接続を確認

音声入力(ディクテーション)を使用するには、インターネット接続が必要です。オフライン環境では音声認識が機能しないため、Wi-Fiやイーサネット接続が正常に動作しているか確認してください。

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音声トレーニングを再実行

認識精度が低い場合は、音声トレーニングを再実行することをおすすめします。「設定」→「時刻と言語」→「音声認識」から、「コンピューターをトレーニングして認識精度を上げる」を選択し、再度音声トレーニングを行ってください。

まとめ〜音声認識で新しい働き方を始めよう

Windows 11の音声認識機能は、初心者でも簡単に設定でき、すぐに使い始めることができます。

音声入力(ディクテーション)は「Windowsキー + H」で起動し、声だけでテキストを入力できます。Windows音声認識や音声アクセスを使えば、パソコン全体を声で操作することも可能です。マイクの準備とプライバシー設定の確認さえ済ませれば、5分で設定は完了します。

音声認識を活用すれば、タイピングの負担が減り、作業効率が劇的に向上します。長時間のデスクワークで手や指に疲れを感じている方、キーボード操作が苦手な方、あるいは新しい働き方を模索している方にとって、この機能は大きな助けとなるでしょう。

最初は慣れないかもしれませんが、繰り返し使ううちに自然に操作できるようになります。ぜひ今日から音声認識を試して、新しいパソコンライフを始めてみてください。

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