Officeセキュリティ設定方法|安全に使うための完全ガイド

Officeのセキュリティ設定が必要な理由

ビジネスで毎日使う「Office」。

Word、Excel、PowerPointといったアプリケーションは、企業の機密情報や個人の重要なデータを扱う場面が多く、セキュリティ対策を怠ると情報漏洩やマルウェア感染といった深刻なリスクに直面します。特に中小企業では、ITの利活用が進む一方で、サイバー攻撃手法の巧妙化や悪質化により、事業に悪影響を及ぼすリスクがますます高まっています。

サプライチェーンを構成する中小企業においては、発注元企業への標的型攻撃の足掛かりとされる懸念も指摘されており、早急な対策実施が必須です。Officeのセキュリティ設定は、こうした脅威から組織と個人を守るための第一歩となります。

関連記事
Windows 11のセキュリティ設定完全ガイド|初心者でも安全に使える7つの手順

Officeセキュリティ設定画面とデータ保護のイメージ基本的なセキュリティ設定~まず押さえるべきポイント

Officeには、初期設定のままでは十分に機能しないセキュリティ機能が数多く存在します。

マクロのセキュリティ設定を見直す

マクロは業務効率化に役立つ反面、悪意のあるコードを実行する経路にもなり得ます。「ファイル」→「オプション」→「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」から、マクロの設定を「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」に変更しましょう。信頼できる発行元からのマクロのみを実行する設定にすることで、未知の脅威を大幅に減らせます。

信頼できる場所の管理

Officeでは「信頼できる場所」として登録されたフォルダ内のファイルは、セキュリティチェックをバイパスして開かれます。この設定を悪用されると、マルウェアが容易に実行される可能性があるため、信頼できる場所は必要最小限に絞り込み、定期的に見直すことが重要です。

保護ビューの有効化

インターネットからダウンロードしたファイルや、メールの添付ファイルは「保護ビュー」で開かれるよう設定しましょう。保護ビューでは編集が制限され、悪意のあるコンテンツが自動実行されるリスクを低減できます。「セキュリティセンター」の「保護ビュー」タブで、すべてのオプションにチェックを入れることをおすすめします。

関連記事
Office文書保護の設定方法|パスワード・編集制限を完全解説

マクロセキュリティ設定と保護ビューの操作画面高度なセキュリティ設定~組織で導入すべき対策

個人レベルの設定だけでは不十分です。

組織全体でセキュリティレベルを統一し、管理するには、より高度な設定が必要になります。Microsoftは、Windowsや Windows Serverなどのセキュリティで保護されたオペレーティング システムと、エンタープライズ向け Microsoft 365 アプリや Microsoft Edge などのセキュリティで保護されたアプリを提供しており、セキュリティ ベースラインという形式でガイダンスを提供しています。

グループポリシーによる一元管理

Windows 10には3,000を超えるグループ ポリシー設定があり、そのうちセキュリティ関連の設定を適切に管理することで、組織全体のセキュリティレベルを底上げできます。Officeのセキュリティ設定もグループポリシーで一元管理することで、各ユーザーが個別に設定を変更するリスクを排除し、統一されたセキュリティポリシーを実現できます。

関連記事
Windows 11 グループポリシー設定〜初心者でもわかる完全ガイド

情報権限管理(IRM)の活用

機密文書には、情報権限管理(IRM)を適用しましょう。IRMを使用すると、ドキュメントの閲覧・編集・印刷・転送などの権限を細かく制御でき、たとえファイルが外部に流出しても、権限のないユーザーは内容を閲覧できません。Office Professional Plus 2021やOffice 2024 Home & Businessなどの上位エディションでは、この機能を標準で利用できます。

多要素認証(MFA)の導入

Microsoft 365アカウントには、必ず多要素認証を設定しましょう。パスワードだけでなく、スマートフォンアプリや SMS による認証コードを組み合わせることで、アカウント乗っ取りのリスクを大幅に低減できます。特に管理者アカウントでは、MFAの設定が必須です。

定期的なアップデートとパッチ適用の重要性

セキュリティ設定を完璧にしても、ソフトウェアの脆弱性が放置されていては意味がありません。

Microsoftは、Office LTSC 2024やOffice 2024に対して、定期的にセキュリティと品質の更新プログラムをリリースしています。最新であることを確認するには、Officeのバージョン番号をチェックし、必要に応じて手動でOfficeを更新することが重要です。Word や Excel など、任意の Office アプリケーションを開き、「ファイル」→「アカウント」を選択し、「製品情報」で「バージョン情報」セクションの下にあるバージョン番号を確認しましょう。

バージョン番号が最新バージョンと一致しない場合は、手動で更新して最新バージョンの Office を取得できます。セキュリティ更新プログラムには、新たに発見された脆弱性への対策が含まれており、これを適用しないと、既知の攻撃手法に対して無防備な状態が続きます。

組織では、Windows Update や Microsoft Update を活用して、自動的に最新のパッチが適用されるよう設定することをおすすめします。ボリューム ライセンス バージョンと製品版バージョンの両方で、更新履歴が公開されているため、定期的に確認し、最新の状態を維持しましょう。

関連記事
Windows 11 更新プログラム管理の完全ガイド〜企業・個人向け設定方法

Officeアップデート画面と最新バージョン確認のイメージテレワーク環境でのセキュリティ対策

テレワークの普及により、オフィス外でOfficeを使用する機会が増えています。

自宅やカフェなどの公共Wi-Fiを利用する際は、通信の暗号化が不十分な場合があり、中間者攻撃によるデータ盗聴のリスクが高まります。VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用して、通信経路全体を暗号化することが推奨されます。また、個人所有のデバイスで業務用Officeを使用する場合は、デバイス自体のセキュリティ対策も重要です。

ウイルス対策ソフトの導入、OSやアプリケーションの最新化、ディスク暗号化の有効化など、多層的な防御策を講じましょう。テレワークを安全に実施するためには、技術的な対策だけでなく、従業員へのセキュリティ教育も欠かせません。フィッシングメールの見分け方や、不審なファイルを開かないといった基本的なセキュリティ意識を高めることが、組織全体のリスク低減につながります。

関連記事
Windows 11のプライバシー設定を徹底解説|安全な使い方ガイド
Windows 11のリモートデスクトップ設定完全ガイド

セキュリティインシデント発生時の対応

どれだけ対策を講じても、セキュリティインシデントのリスクをゼロにすることはできません。

万が一、マルウェア感染や情報漏洩が疑われる場合は、迅速かつ適切な対応が被害の拡大を防ぎます。まず、感染が疑われるデバイスをネットワークから切り離し、他のシステムへの感染拡大を防止します。次に、IT部門やセキュリティ担当者に速やかに報告し、専門家の指示に従って対処しましょう。

中小企業のためのセキュリティインシデント対応の手引きでは、具体的な方策が示されており、事前に対応手順を整備しておくことで、パニックを避け、冷静な判断が可能になります。また、定期的なバックアップの取得も重要です。ランサムウェアによる暗号化攻撃を受けた場合でも、最新のバックアップがあれば、データを復旧できます。バックアップは、オフラインまたは別のネットワークに保存し、攻撃者がアクセスできないようにしましょう。

関連記事
Windows 11のバックアップ方法を完全解説【2025年最新】
Windows 11 システム復元の方法〜初心者でも安心の完全ガイド

正規ライセンスで安全なOffice環境を構築する

セキュリティ対策の基盤となるのが、正規ライセンスのOfficeソフトウェアです。

非正規版や海賊版のOfficeは、マルウェアが仕込まれている可能性があり、セキュリティアップデートも受けられないため、極めて危険です。正規品保証付きのOfficeを導入することで、安心して最新のセキュリティ機能を利用できます。

関連記事
Office正規品と偽物の見分け方|専門家が教える安全な購入ガイド

PCユービックでは、Office Professional Plus 2021、Office Home & Business 2019、Office 2024 Home & Business、Office 2021 Pro Plusなど、正規認証保証付きのOfficeソフトウェアを格安価格で提供しています。

すべての商品に正規認証保証が付いており、万一、商品に不具合や相違があった場合には、返品または交換にて迅速に対応しています。全国一律送料無料で、追加料金は一切発生しません。ライセンスキーは、ご入金確認後、通常2〜3営業日以内にメールで送信され、パッケージ製品は追跡可能な郵送で配送されます。

法人・団体からの注文にも柔軟に対応しており、複数個・複数種類の一括注文、お見積書・納品書・請求書(インボイス対応)の発行など、ビジネスユーザーの利便性を重視したサービス展開を行っています。インボイス制度に対応した適格請求書をPDF形式で発行可能であり、納品メールに添付して送信されるため、経理処理もスムーズです。

関連記事
PCユービックの評判は本当?正規品格安Officeの真実

まとめ~継続的なセキュリティ意識が組織を守る

Officeのセキュリティ設定は、一度行えば終わりではありません。

新たな脅威は日々進化しており、それに対応するためには、継続的な見直しと改善が必要です。基本的な設定から高度な組織管理、定期的なアップデート、テレワーク対策、インシデント対応まで、多層的なアプローチでセキュリティレベルを維持しましょう。そして、その基盤となるのが、正規ライセンスで安全に使えるOfficeソフトウェアです。

セキュリティは、技術的な対策だけでなく、従業員一人ひとりの意識向上が鍵となります。定期的な教育や訓練を通じて、組織全体でセキュリティ文化を醸成し、サイバー攻撃から大切な情報資産を守りましょう。

正規ライセンスで安全に使える Office を今すぐチェック

安心して業務に集中できる環境を、今日から整えませんか?